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2012年12月22日

家庭の歳時記 12月23日 『天長節―天皇誕生日』

家庭の歳時記   12月23日 『天長節―天皇誕生日』

寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。先回のブログで12月22日が『冬至』と書きましたが、今年の冬至は12月21日でした。申し訳ありませんでした。

さて、冬至が過ぎ、一陽来復の日となりました。その太陽の蘇りの日と『今上天皇のお誕生日』が重なっています。日本にとっては、天皇陛下の御存在こそいつの時代も「一陽来復」の象徴でした。どんな大変な暗い時代であっても、日本人は天皇陛下の御存在に太陽の光を重ね、現状を乗り越える力を得てきました。今の時代もまさにそうでしょう。

 昭和8年12月23日、今上陛下がお生まれになったとき、国民の慶びようは大変なものだったようです。内親王様のご誕生がつづき、親王様のご誕生を皆で心待ちしていたのです。親王様ご誕生の知らせは、サイレンで知らされたそうです。東京や京都では花電車が走ったといいます。当時の国民の慶びようは次の歌となって国民の間で歌われました。

     『皇太子さまお生まれなった』  北原白秋作詞 ・ 中山晋平作曲

日の出だ日の出に 鳴った鳴った ポーオポー

サイレンサイレン ランランチンゴン

夜明けの鐘まで

天皇陛下お喜び みんなみんなかしわ手

うれしいな母さん 皇太子さまお生まれなった

 

日の出だ日の出に 鳴った鳴った ポーオポー

サイレンサイレン ランランチンゴン

夜明けの鐘まで

皇后陛下お大事に みんなみんな涙で

ありがとお日さま 皇太子さまお生まれなった

 

日の出だ日の出に 鳴った鳴った ポーオポー

サイレンサイレン ランランチンゴン

夜明けの鐘まで

日本中が大喜び みんなみんな子供が

うれしいなありがと 皇太子さまお生まれなった

 

皇太子さまとしてお生まれになり、常に国家国民のために、神祭りやご公務を厳修されています天皇陛下に、心からなる感謝を捧げる日として過ごしたいと思います。

わが家では、門口に国旗を掲げ、お赤飯でお祝いし、家族で皇居参賀に参ります。そのような家庭が日本に増えるよう、願っています。

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