2024年1月15日
世田谷で短歌教室を開催します
この度、世田谷区教育委員会に後援いただき、
小学生対象の「短歌教室」の開催が決まりました
まほろば教育事業団初の、短歌に絞ったイベントです
世田谷は平成19年から内閣府より「日本語教育特区」に認定されており、
「世田谷区の子どもたちに、
ことばの大切さに気づき、
ことばで深く考え、
ことばで表現する力を身につけてほしい」
の願いのもと、区立すべての小中学校で教科「日本語」の授業が行われています。
子どもたちは小学校1年生から、枕草子や徒然草、
万葉集や松尾芭蕉、正岡子規の句、論語など、
日本人が永く大切にしてきた古典や詩、短歌や俳句にふれていきます。
そんな世田谷区だからこそ、より子どもたちに日本語の美しさ、豊かさにふれてほしい。
その想いで、短歌教室を開催することが決まりました
「短歌」に絞って子どもたちが集まるだろうか、という不安も束の間、
既に10名を超える応募をいただいています
会場の関係で、申し込みが30名に達した時点で締切とさせていただきます。
この機会に、日本文化の短歌を楽しく学んでみませんか?
2023年6月2日
令和5年度夏の青少年合宿のお知らせ
★夏の青少年合宿のおしらせ
令和5年の夏は各地で青少年合宿を開催いたします!
自然と伝統文化の中で、子どもたちの輝く姿を引き出します!
お近くの会場にお住まいの方、ぜひ小学生、中高生の家族、お知り合いへご紹介いただければ幸いです。
1、まほろば小学生合宿 7会場
足柄ふれあいの村(神奈川県足柄市)
夢、志を抱いて!伊能忠敬に学ぶ/自然体験(森の体験・マスづり等)
岐阜市少年自然の家(岐阜市)
自然に親しみ、日本のこころにふれよう
〇近畿会場 7月29日(土)・30日(日)
河内長野ユースホステル(大阪府河内長野市)
日本一の英雄、楠木正成の足跡をたどって(河内長野、千早赤坂をめぐる)
ほしはら山の学校(広島県三次市)
ふるさと体験で日本の良さを再発見!神楽体験、素読・和歌、自然体験等
愛媛県生活文化センター(松山市)
大自然に親しみ、正岡子規に学ぶ(白猪の滝/スイカ割り/和歌作り)
幕末維新にタイムスリップ!枝吉神陽と吉田松陰に学ぶ
〇宮崎会場 8月(2泊3日) 歴史に学び、和歌を詠もう
2、中高生セミナー
国立オリンピック記念青少年総合センター
東京遊学!歴史に学び、新たな時代を切り開く若人たれ!/松陰神社他
〇第11回大宰府中高生セミナー(福岡会場) 9月16日(土)~18日(月)
太宰府天満宮 紫藤館
吉田松陰に学ぶ
◆申し込み・お問い合わせ◆
認定NPO法人まほろば教育事業団
〒153-0042 東京都目黒区青葉台4-5-6-102
TEL:03-3485-6554 FAX:03-6912-1720
メール info@mahoroba-ed.org
2023年1月18日
オンライン教育フォーラム(講師 山元加津子氏)を開催します
令和5年新春教育フォーラムチラシ
オンライン教育フォーラムが開催されます
‼︎
講師はかっこちゃん先生こと山元加津子先生です。
リモートで、視聴のみとなりますが、ぜひ、ご参加下さい。
日時 令和5年1月22日(日) 10:00~11:15
石川県金沢市生まれ。富山大学理学部卒業。小松市在住。 長く特別支援学校に勤務。作家、映画監督。
映画「1/4の奇跡」「宇宙の約束」「僕のうしろに道はできる」に主演。著書「本当のことだから」「きいちゃん」「魔女モナの物語」「リト・サムシンググレートに感謝して生きる」など著書多数。 あいしょう「かっこちゃん」
かっこちゃんのお話しを聞くと、やさしい気持ちになれて、子供達がいとおしく思えてきます。
だれもが役割をもって生まれてきている・・・、親子で聞いていただきたいお話です。
一人一人が美しく和してそれぞれの花を咲かせていく~令和の願いを紡ぐ新春フォーラムです。
本フォーラムでは、かっこちゃんが運営している「モナの森」(石川県小松市)で収録した取材レポート等も配信します。
※お申し込みはこちらからどうぞ
(Googleフォーム)又は、メールアドレス(info@mahoroba-ed.org)に、氏名、住所、連絡先、メールアドレス、お子様もご視聴の場合は学年(例小3等)をご記入のうえ送付して下さい。
尚、数日以内に返信メールが届かない場合は、恐れ入りますが、お問い合わせ下さい。
申込の方には、開催数日前にID等をお送りします。
<主催・お問い合わせ>
認定NPO法人まほろば教育事業団
〒153-0042 東京都目黒区青葉台4-5-6-102
TEL:03-3485-6554 FAX:03-6912-1720
メール info@mahoroba-ed.org
2022年5月13日
令和4年度・夏の青少年合宿のお知らせ
まほろば教育事業団 令和4年度・夏の青少年合宿のお知らせ
1、小学生まほろば行事(合宿)、地域教育事業
首都圏会場…8月21日 二宮尊徳に学ぶ 会場:尊徳記念館(神奈川)
チラシ→首都圏まほろば行事
※平塚八幡宮で連続親子行事「まほろば伝統文化教室」を開催します
7月…和歌に親しむ 9月…日本舞踊体験、カルタ 10月…尺八体験 12月…焼き芋大会
東海会場 …8月6、7日 発見!感動!挑戦!-もっと知りたい日本のこと 会場:長良天神神社(岐阜)
チラシ→東海まほろば合宿チラシ
近畿会場 …8月6、7日 日本の始まりの地で神話を体験しよう 会場:飛鳥寺研修会館(奈良)
チラシ→近畿まほろばチラシ
中国会場 …7月17日 旧閑谷学校を訪れる 会場:青少年教育センター(岡山)
※中国地区まほろば小学生合宿の開催が7/17の日帰り開催となりました
日時:7月17日(日)11時~17時、受付:10時30分〜
お申し込みは以下をご覧ください。
(合宿の日程が以前の7/17〜18という記載になっておりますが、ご了承ください)
https://www.kokuchpro.com/・・・/d08350ca681773a88671b90bd8・・・/
チラシ→中国地区まほろば合宿チラシ
四国会場 …7月31日 和歌に親しむ~正岡子規と万葉集~ 会場:愛媛県生活文化センター
四国まほろばのつどいチラシ→四国まほろばの集いチラシ
※秋に正岡子規、万葉集ゆかりの地で集いを開催(予定)
佐賀会場 …8月11日 佐賀が生んだ日本のリーダー大隈重信に学ぶ 会場:赤松公民館(予定)
チラシ→佐賀まほろばツアーちらし表 佐賀まほろばツアーちらし裏
宮崎会場 …8月 郷土の偉人に学ぶ 会場:ほたるの館(宮崎)
2、夏季中高生セミナー
①第34回夏季中高生セミナー チラシ→☆34回中高生セミナーチラシ③
「自分発見、日本発見~日本を愛した若者達から託されたバトン~」
日 時 令和4年8月12日(金)~15日(月)
特別講師 赤羽 潤氏 (知覧の富屋食堂の女将「特攻の母」鳥浜トメの孫)
ナザレンコ・アンドリー氏(日本で政治、外交評論家として活躍するウクライナ青年)
研修地 靖国神社(遊就館)
会 場 国立青少年オリンピックセンター
※最終日は「感謝の心をつなぐ青年フォーラム」(於 靖国神社)に参加
後援 産経新聞社
②第10回太宰府中高生セミナー チラシ→太宰府チラシ表 太宰府チラシ裏
「激動の世界と「日本人」としての志~いま、何のために君は学ぶのか~」
日時 令和4年9月17日(土)~19日(月)
会場 太宰府天満宮
内容 幕末維新の志士に学ぶ等
後援 産経新聞社
<主催・お問い合わせ>
認定NPO法人まほろば教育事業団
〒153-0042 東京都目黒区青葉台4-5-6-102
TEL:03-3485-6554 FAX:03-6912-1720
メール info@mahoroba-ed.org
HP http://www.mahoroba-ed.org
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2022年2月16日
オンライン教育フォーラム(西山厚講師)ご報告
★オンライン教育フォーラム(西山厚先生講師)へご参加頂きまことにありがとうございました!
西山厚先生のご講話は、コロナ禍に生きる私たちにとって、先人達の姿を通して、 希望と勇気を与えていただける内容でした。西山先生に心より感謝申し上げます。
ご参加頂いた皆様から多くの感想文を頂戴し、みなさまの感動が深く心に沁みております。
今後とも、皆様のご参加、ご協力を心よりお願い申し上げます。
<参加者の感想より>
「高校一年の者です。コロナ禍により昨年行くはずだった奈良への修学旅行が中止となり、まだ私は一度も大仏を拝見したことがありません。聖武天皇をはじめとした、大仏造りのお話は以前漫画で読んだことがあり漫然とした流れは知っていました。しかし、自分がその歴史人物となった事を想像し、その立場で考えたことがなかったので、なぜ膨大な数の寺院を建てたのか、何の為に巨大な大仏を造ったのかなどを、その当時を生きる人々の感情を通して今日初めて理解できたような気がします。 修学旅行の中止を知った時は不満ばかり募らせていましたが、奈良時代の天然痘を思うとコロナ禍とはいえ、多少の制限のみで生活できるありがたさを感じ、そんな事言ってられないなと思うことができます。むしろ、大仏を拝見する前にお話を聞くことができて良かったです。」
「聖武天皇の名前しか知らなかった!と小5の娘の感想です。歴史をこれから習い始めますが、理由や結果で事が動いていること、コロナ禍とあわせ、天然痘対策の行政の動きが分かりやすく理解できました。歴史=現代史。楽しみながら、私も娘も学習させていただきます。また、その地にいろいろ足を運んでみたいです。ありがとうございました。」
「西山先生の、歴史へのあたたかいまなざし。天然痘が猛威を振るっていた当時と、コロナの今との比較。そして大仏造立への聖武天皇の強い御決意。大変な時代を当時の人々が心を一つに、大仏へ願いを託して懸命に生きてこられたことが感動的でした。いいお話を聞く機会を得て幸いでした。また西山先生にお目にかかりたいです。」
「生きとし生けるもの全てにお心を注いで下さる天皇の御心が日本の国の姿と改めて感じました。都やお寺の建立の位置も神さま仏さまへの思いがあって決まること、奈良時代に福祉の仕組みが完成されていたのには驚きました。小さな力を沢山集めて作った大仏様、造営にかかわった先人たちの思いと一緒に、今も私たちの幸せを祈って下さっているのだと感じました。私たちは幸せだと。私たちは後世の人に何を残すか課題ではないでしょうか。今回は短い時間でしたが、歴史を「思い・想い」を通して楽しく清々しく学べました。大事にしなくてはならない日本の心を学び研鑽し伝えていきたいとおもいました。」
「ありがとうございました。良いことをすると花が咲く、絵本の花咲き山を思い出しました。全ての生きとし生けるものが存在しているだけで美しい、この言葉にどれだけの人々が救われただろうと感銘しました。また疫病や自然災害までもご自分の徳がないからと、言われるお姿に歴代天皇の孤高の祈りを感じました。ありがとうございました。」
「丁寧な史実とお優しい話し方のお陰で、聖武天皇の心にせまることができたと思います。「歴史の土地に行くことが大事、今何も残っていなくてもその場所で思いを寄せることが大事」というお言葉が心に残りました。コロナ禍が収まったら、奈良をはじめ日本各地の歴史の地を旅してみたいと思いました。」
「1200年以上前の奈良時代においても今と同じことを考え、今以上に対策や施策を行っていたことを知り感動でした。「歴史を学ぶ意義は、今をどう生きるか。」「今私が直面している課題は、すでに歴史上の人物も直面し、対応してきたんだ。」と学ばせていただいた。ありがとうございました。」
「西山先生の、素晴らしい講演会を有難うございました。疫病は今この世だけのものではなく、昔も何度かあり、それを乗り越えてきて、今がある、という事は子供達にとっては、安心と希望が持てるお話しではなかったかと思います。また歴史の人物の気持ちになってみる事など、学び方のお話しもして下さり、たくさんの子供達に聞いてもらいたいと思いました。」
2022年2月1日
オンライン教育フォーラム(講師:西山厚先生)のご案内
★オンライン教育フォーラム(講師:西山厚先生)のご案内
日時:2月12日(土)14:00~15:30 ※見逃し配信あり
「子どもたちに伝えたい祈りの物語 聖武天皇と大仏への道」西山厚先生(元奈良国立博物館学芸部長)
コロナ禍の今こそ、先人たちの歩みに学び、希望の光を灯していく新年にしていきたくオンライン教育フォーラムを開催します。
奈良時代、国中に疫病が蔓延する中、聖武天皇は、御心を痛められ、大仏造立をご決意されます。
しかし、聖武天皇は、大きな力と沢山の富を使って造ってはならない、一本の草、一握りの土を持ってきた人にも手伝ってもらおうと呼びかけ、大仏は造立されました。
西山先生のお話は、小学生でもわかる語りかけで、学校では学べない本当の歴史へと誘ってくれて、勇気を与えて頂けるお話です。
ぜひ、ご参加ください!
本メールは過去に当事業団主催の教育フォーラムにお申込・ご参加頂いた皆様へお送りしております。
なお、既にお申込み頂いた方は、重ねてのご案内となり、申し訳ありません。 よろしければ、この機会に、ご関係のご家族や青少年、お知り合いを、ぜひご招待下さい。
<お問合せ>
認定NPO法人まほろば教育事業団
2021年6月1日
6/12・オンライン全国研修会を開催します!
★オンライン研修会へぜひご参加ください!
みなさま、いつも有り難うございます。
「ありがとう」があふれる教育実践!~心がつながり、ひびきあう学び舎の創出を~をテーマに、河邊昌之先生(千葉県船橋市小学校教諭)をお招きして、オンラインで全国研修会を開催します!
教職の先生方はもちろん、家庭や地域の教育に生かすことが出来る貴重なお話です。
ぜひ、ご参加ください!
お申込は、添付のチラシ画像をご覧くださいませ。
2020年11月12日
12/13オンライン教育フォーラムのおしらせ
★12/13(日)オンライン教育フォーラム(講師 白駒妃登美氏)のご案内
コロナ禍の中で、こういう時だからこそ、全国の皆さんと一緒に日本の心をよみがえらせようと開催していきたいと思います!
講師は、博多の歴女と言われる白駒妃登美先生です。先生は、歴史に学ぶ中で、大病を克服し、生きる力となる偉人達の姿を楽しく、感動をもって語りかけています。
5月5日子供の日にも親子を対象とした講演会を行われたようで、子供達にお話しされるのを楽しみにしておられます!
対象は、家族(小学4年生以上)、一般です。
オンラインですから、どこからでもだれでも参加できます(^ ^)
ぜひ、ご参加くださいませ!
中高生の皆さんへ「10代に読みたい物語」
2020年9月8日
私と万葉集①~君し踏みてば玉と拾はむ~
信濃なる千曲の川の細石も君し踏みてば玉と拾はむ
(巻十四 3400 東歌)
ちっぽけな石ころが宝物になる。不思議だが、感覚的にはうんうんと頷ける。
信濃国(長野県)にある千曲川。険しい山あいを幾重にも曲がって行くので千曲川というのだろう。上流の大きな石が急流を転がり、細石となって河原に運ばれる。その河原を恋しいあなたが歩いていた。あなたが踏んだなら、私は宝石と思って拾おうという歌だ。
昔の人は、ふれたものにその人の魂がうつると信じていた。だからちっぽけな石ころでもその人の魂が宿る宝物になるというわけだ。魂なんて非科学的だと思うだろうか。不思議だけれど、上手く説明できないけれど、やっぱり大好きな人がふれたものは宝石のように大切なものになる。好きなアイドルでも作家でもいい。そのサイン入りの本は何物にも代えがたい。「形見」という言葉がある。亡くなった後もその人の心がこもっていると思って大切にする。一三〇〇年以上も前の人の気持ちを現代の私達が、うん、そうそうと抵抗なく受け入れることができる。共感できるということだ。ものにも大切な何かが宿っているという感覚を現代の私達も失ってはいない。そのことに、この歌は気づかせてくれる。
古文の最初の授業でよくこの歌を紹介する。高校生はもちろん中学生でもちょっと古い言葉だけ教えればうんうんと頷く。「ちっぽけな石ころが宝物になった経験はありますか」と問えば、自分の身の回りのことを考えてさらさらと文章にできる。これは奇跡だ。一体世界のどこに、一三〇〇年も前の詩を読んで中学生がすぐに理解し、共感できるなんて言語があるだろうか。幾多の危機を乗り越えて奈良時代の和歌に共感できる、そういう日本語が残ったという幸せを、この歌はいつも思い出させてくれるのだ。高校生になると古典文法が難しくて、古文なんか外国語みたいだという生徒も出てくる。そんなときこの歌に立ち帰る。ほら、私達も同じ気持ちだったねと。
(東京都立高校教師 越智 薫)
♪「親子でよみたい、万葉集」ブックレットとカルタはこちらをご参照ください↓
万葉集チラシ
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