2014年1月11日
冬季中高生セミナー(in下関)ご報告
去る12月22日~23日にかけ、赤間神宮(山口県下関市)において、
「誠を尽くす人になろう!」のテーマの下、
西日本を中心に20名の中高生が集い、友と心を磨き合いました。
吉田松陰先生の言葉を素読し、一人一人の生き方を見つめていきました。
二日目は天長節(天皇陛下のお誕生日)にあたり、赤間神宮での天長祭や、
安徳天皇御陵の清掃奉仕をさせて頂き、日本人として生まれた喜びを体感することができました。
以下、参加者の感想文を紹介致します。
「ぼくの一番心に残った言葉は「至誠にして動かざる者未だ之れあらざるなり」です。
この言葉を聞いて、まず自分をきちんとしなきゃと思えるようになりました。
今まで僕は、やる前からする気が無かっただけで、
本当はできるのに「無理」とかマイナスな言葉ばかり言ってしまっていました。
ので、この言葉を聞いて変われました。
それから先生の学習をして、ぼくがすごいなと思ったことは、
なんといっても吉田松陰先生の前向きなすがたです。
たとえ仲間が死んでもろうごくに入れられようとも吉田松陰先生はあきらめませんでした。
今後も色んな事でくじけたり挫折したりするかも知れませんが、
その時はまた松陰先生の言葉を思い出して頑張っていきたいです。」(小学六年・男子)
「私は、二日間のセミナーで自分の誠が見つかりました。
それは、自分に嘘をつかないということです。
私は、今まで「今日は二時間勉強しよう!」と決めても、一時間半ぐらいしたら、
まあいいかと思って勉強をやめてしまうことがたくさんありました。
また、いけないとわかっていても、友達に流されたり、
面倒臭がったりして人の宿題を写すこともありました。
そんな風に自分の気持ちに嘘をつくと、その場ではいいかもしれませんが、
立派な大人にはなれないだろうなと感じました。
嘘というのは、私利私欲であって、私利私欲におぼれる人にろくな人はいないと
玉木文之進さんも言っていたので、
松陰先生の「積誠之れを動かし 然る後動くあるのみ」という言葉を胸に刻み、
自分に嘘をつかないという自分の誠をずっと積み重ねていきたいです。」(中学3年・女子)