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2015年4月の記事一覧

中高生の皆さんへ「10代に読みたい物語」

2015年4月30日

昭和の日・青少年の集い報告

*「昭和の日」青少年のつどいを開催しました!(平塚・太宰府)


みなさま、いつもありがとうございます。
「昭和の日」にちなみ、平塚八幡宮と太宰府天満宮にて、小・中・高生が集まり、昭和天皇の勉強を行いました。
平塚八幡宮では、日本舞踊のお稽古に通っている生徒さんたちや、学校の友人を誘い合って参加しました。
礼儀作法が素晴らしく、目をキラキラと輝かせて、一生懸命に話しに聞き入っていました。
小学生たちは、昭和天皇の戦後の全国ご巡幸のお話がとても心に残りました。
「昭和天皇がこんなにお優しい方だと初めて知った」
「昭和天皇は勇気のある方だ」
という感想がありました。

中高生の部では、昭和天皇の御心を受け継がれてパラオへ御訪問された今上陛下についても学びました。
「天皇陛下は本当に優しくて、日本国民一人一人・戦争で亡くなられた方々一人一人に思いをもっておられる。知らない人を思って、考えて祈るのは難しいことだと思う。天皇陛下がご訪問されると、天皇陛下をお迎えされた方に希望の光や生きる勇気を与えてくださるのだと思う」(中2女子)
「一番心に残ったのは、戦争の時に昭和天皇が戦争をやめると決心されたことです。この時に昭和天皇が戦争をやめると言っていなかったら、今の日本はどうなっていたのだろう。私はこの世界で生きることができていたのか、などと考えると、あらためてその時の昭和天皇の決心の重大さを観じました。」(中2女子)
「マッカーサーとの会見の時に昭和天皇が言われた言葉がすごく印象に残りました。戦争をやめると決心した時、昭和天皇が涙を流して決心したことや、会見の時も第一に日本国民のことを大事にされていた事を今日初めて知りました。」(中2女子)
このように、昭和天皇を直接知らない子供たちも、たくさんの発見や感動がありました。また、高校生の中には、「日本のことが好きな人が増えるにはどうしたらいいか話し合いたい」という意見もありました。

この集いの感動を胸に、日本を支える一人一人として大きく羽ばたいていってほしいと願いつつ、閉会しました。

中高生の皆さんへ「10代に読みたい物語」

2015年4月1日

第8回高校生リーダー研修会開催!

*第8回高校生リーダー研修会開催!

みなさま、いつも有り難うございます。
諸般の事情により、急遽内容を変更しての高校生リーダー研修会となりましたが、それでも、福岡・佐賀・神奈川から参加をいただき、開催いたしました。
遠方よりご参加いただいたみなさん、送り出していただいた保護者の皆様、誠に有り難うございました。

1日目は、明治神宮参拝と、神宮ご創建の歴史についての研修を行いました。明治神宮ご創建に全国から集まった10万人の青年奉仕団の心に学び、明治天皇のご聖徳を後世に伝えようとされた先人の思いのつまった明治の杜を散策しました。
また、先の大戦による空襲で焼けた明治神宮を復興するため、大分からはるばる自転車でかけつけた青年の心には一同感動をおぼえました。

2日目は、皇居二重橋前と東御苑の散策、乃木神社参拝と乃木希典大将について学びました。
皇居では、終戦のご聖断を仰ぎ二重橋前に集まった国民の慟哭と、祖国再建の志に燃えた昭和の民の思いを偲ぶと同時に、今上陛下御即位20年をお祝いする国民祭典のEXILEの奉祝歌や提灯奉迎の様子を思い浮かべ、皇居前広場は、皇室と国民が苦楽を共にしてきた証である場所なんだと、感動が深まりました。
また、来る4月8日~9日にかけてパラオ共和国を御訪問になられる天皇皇后両陛下がご無事に行幸啓されることを祈念しました。

3日目は、靖国神社昇殿参拝と遊就館での研修を行いました。
参加者は皆初めて靖国神社に参拝し、英霊に感謝の祈りを捧げました。参拝に先立ち、ビデオ「天翔る青春」に出演され、かつて日本軍と共に戦ったパラオのイナボイナボさんの「日本のみなさん、靖国神社にお参りして下さい」という言葉を胸に刻みました。

4日目は、下田へ赴き、吉田松陰先生と弟子の金子重輔の下田踏海にかけた思いを偲びました。松陰先生が身を潜めていた屋敷跡や、下田踏海決行前夜を過ごした弁天島等を訪れ、松陰先生の言葉を高らかに朗誦しました。

5日目は、研修をふりかえり、これから日本がどういう国であってほしいか、それを実現するために各々がなすべきことは何か、ディスカッションをしました。世田谷の松陰神社にて献歌を捧げ、松陰先生のお墓にお参りし、決意を胸に閉会となりました。

5日間、とても充実した研修となりました。

<参加者の感想文より>
「松陰先生は国禁を犯しても踏海しようと試みました。残念ながら失敗に終わりましたが、その後の生き方が素晴らしいと思いました。あんな小さな牢屋に入れられ、いつもどんなお気持ちで日々を過ごしておられたのか、想像もつきません。松陰先生は、命がけで学問をされていて、私たち現代人は「あー、勉強いやだ!めんどくさい。したくない。」などと気軽に口にしていることを恥ずかしく思いました。
日本人の心とは、思いやりがあること、祖国のために尽くすことだと思います。現代人に人の為に尽くすということを伝えたいです。」
(新高校3年 女子)

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