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保護者・教育関係者へ

2012年11月3日

10代を生きる君たちへ~日本の国の素晴らしさを知っていますか~

十代の皆さんへ ~あなたは日本の国の素晴しさを知っていますか

イギリスのBBCという国営放送局が、世界の22ヶ国と毎年共同で行っている世論調査があります。
その一番新しいデータによれば(2011~2012)、世界に対して最も良い影響を与えている国は日本だ、
という結果が出ているそうです。
つまり、日本は世界中から最も高い評価を得ている国の一つなのです。
でも、皆さんはそうしたデータを示されても、なかなか実感がわかないかもしれませんね。
別のデータ(2007年のユニセフ調査)によれば、「自分は孤独だ」と感じている子供の割合が、
日本は他の国と比較して非常に多いことが判明しています。
この調査は15歳の少年を対象としたものですが、「自分は孤独だ」と感じている日本の子供は、
29.8%にも達していました。ほぼ3人に1人の割合です。
これは「先進国」24カ国を対象とした調査ですが、日本以外の他の国の割合は、
軒並み10%以下でした。例えばオランダでは、「自分は孤独だ」と感じている少年は2.9%しかいませんでした。
日本の十分の一です。「自分は孤独だ」と感じている少年が、日本はオランダの10倍もいるということです。
また、財団法人日本青少年研究所などが日本・米国・中国・韓国の4ヵ国の高校生を対象に
実施した調査によれば、「自分は価値のある人間だ」と思う生徒は、
米国や中国では90%近くにも達していました。
韓国でも80%近かったのに対し、日本だけが40%にも満たないという散々な結果でした。
どうも日本の子供たちは、自分にあまり自信が持てないでいるようです。
しかし、私はそんなに悲観する必要はないと思います。
君たち十代の若者が自信を持てないでいるのは、
自分という存在が何かとしっかりつながっているという感覚が、
なかなか持てないからではないでしょうか。
家族とのつながり、友達とのつながり、確かにそうした絆を強固に持っている人は、
自信に満ちあふれた人だということが出来るでしょう。ただ、それだけではないのです。
あなたの生れた国は、どういう歴史を持った国ですか。あなたはそれを、他国の人に語れますか。
日本の国は、世界中の人が憧れるような、そんな素晴しい国なのです。
それをあなたが知ったとき、それをあなたが勉強したとき、もうあなたは一人ではありません。
あなたの誇りは、あなたの家族であり、あなたの友達であるように、
いやそれ以上に、あなたの生れた国なのです。
日本人であるあなた自身が日本の国の素晴しさを知るということ、
語れるようになるということ、それが本当の意味で自分に自信を持つということなのです。
日本の国に生れたあなたは、それだけで素晴しい財産を持っているのです。

written by 明星大学戦後教育史研究センター 勝岡寛次

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